略奪系

NBAのデビッド・スターン・コミッショナーは現地12日、マイケル・ジョーダン氏が2億7500万ドル（約248億9000万円）を投じたシャーロット・ボブキャッツ買収について、理事会が来週末までにこの取引を承認する見通しであることを明かした。

　スターン・コミッショナーは、買収について「いたって簡単に」承認されると予想。リーグ側はすでにジョーダン氏の経歴、財務記録を新たに調査し、この取引に支障がないという結論に達しているという。承認されれば、黒人の筆頭オーナーとしては2人目、元NBA選手としては初のオーナーが誕生する。

　6度のNBAチャンピオンに輝いた実績を持つジョーダン氏は、2004-05シーズンのボブキャッツ創設時から3億ドル（約約271億5000万円）を投資。2006年からは現オーナーのボブ・ジョンソン氏の共同オーナーとして、バスケットボールに関する事項の最終決定権が与えられていた。（STATS-AP）